あなたは、部下をマネジメントする為に、部下のスケジューラを管理していますか?
部下のスケジューラを見ると、部下の事が、良くわかります。
スケジューラからの発見が、部下をマネジメントする為の第一歩になります。
それでは、部下のスケジューラの記入の傾向には、どのような記入が、あるのでしょうか
部下のスケジュールを見てみると、上記のようなスケジュールを入れている部下がいます。
次に、マネジャとして、やることは、スケジュールの入力状況と行動をチェックする事です。
実際に、スケジュール通りに行動しているのかどうかをです。
チェックする方法としては、スケジュール一件一件、部下に確認するのではなく、スケジュール通りに行動出来ている
部下かどうかを確認します。
一件一件チェックし始めると、部下から、うるさがれます。
やりすぎると、部下が避けるようになる可能性があり、満足なコミュニケーションが、出来なくなる可能性があります。
この段階では、部下にあなたが、部下のスケジュールを見て、「~していないじゃないか!」というような
言い方はせずに、その部下が、どのような仕事をする傾向があるかをつかんでいきます。
そして、次の段階で、実際に、各担当の一か月のスケジュールを、内容ごとに数を数えていきます。
マネジャ自身が、数を数える事が、望ましいです。
しかし、マネジャの方が忙しく、働き方改革等で、残業時間も減る傾向であれば、他の担当に、部下のスケジューラの数値管理をしてもらうことも
ありかと思います。
要は、データで、考える必要があるからです。
部下が、営業職なら、「見積作成」「受注起票」「訪問」「来客」「会議」「お客様への資料作成」「営業状況報告資料作成」等の回数を各担当ごとに
表にしていきます。
その表に、営業成績も記入していきます。
その表を作成すると、その営業員の状況が、良くわかります。
・全然お客様に訪問しない営業員
・席で、パソコンばかりいじっているいる営業員
・会議が多い営業員
・資料作成の時間が、多い営業員
・その他
そして、スケジューラの内容も調べていくと、営業員の営業状況が良くわかります。
・同じ会社に何回も訪問している営業員。
・良いお客様を持っている。
・必要もないのに訪問している。
・訪問している?
・何かトラブルがある。
・マネジャのあなたに相談していない。
・新規のお客様に訪問していて、そのお客様に一回しか、訪問出来ていない営業員。
・新規顧客開拓方法が、わかっていない。
・引き合いがあるお客様にしか営業が出来ない。
・お客様が、喜ぶように営業が出来ていない。
スケジューラを調べることによって、営業員の行動がわかり、その営業員には、どのような指導や育成をしていけば
良いかがわかるようになります。
これは、スケジューラ・アセスメントです。
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マネジャ・アドバイス講座2
部下をマネジメントするには、まず、部下のスケジューラを管理する事