「社会人基礎力」アクションの指導

「社会人基礎力」は、経済産業省が2006年に提唱しています。

 

学生から社会人になるにあたり、「学生」と「社会人」の考え方に違いがあります。

 

学生時代に社会人の考え方に触れてみましょう!

 

「社会人基礎力」の「アクション」について考えてみましょう。

 

1.「前に踏み出す力(アクション)」

~一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力~


①「主体性」:物事に進んで取り組む力


②「働きかける力」:他人に働きかけ巻き込む力


③「実行力」:目的を設定し確実に行動する力

 

(上記:経済産業省 社会人基礎力のホームページから、引用)

 

「前に踏み出す力(アクション)」

~一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力~ を学ぶ為に営業活動を例にとって学んでみましょう。

 

 入社後、営業に配属される人、他の部署に配属される人もいますが、営業活動を学ぶ事は、会社で仕事をする上でとても重要な事です。

 

営業活動にとって「一歩前に踏み出す」ことは、重要です。

 

皆さんは、営業という職種をどの様に理解しているでしょうか?

 

営業について人の話を聞いたり映画やドラマを見て営業という職種を理解され想像されている事もあるかと思います。

営業の仕事は、お客様に商品やサービスを販売して利益を得る事です。

営業は、多く販売出来て継続して販売していければ成功です。

既存のお客様から購入したいと言ってくる場合もありますが、販売したり継続して販売する為にお客様に対しこちらから

アプローチしていく必要が有ります。

待っていてもいろいろな方に買っていただけないので、こちらからいろいろなお客様に提案して買っていただけるように活動する必要が有ります。

 良い営業員は、お客様に商品を積極的に説明して進めていくようなイメージを持たれている方もいらっしゃると思いますが、

実際に良い営業員の行動は、お客様の話を聞けるように、相談にのってあげるように進めています。

そのように行動するとお客様に買っていただけて、お客様と長く付き合うことが出来る可能性があります。

 

学生時代、相手の人の話を聞いて物事を進めたりしている人がいます。その行動は、営業にとってとても重要な行動です。

「社会人基礎力」のアクションでも営業は、一回お客様に売り込んで、うまくいかなくても「くじけずに粘り強く」営業活動をしていく必要があります。

 

これは、営業だけでなく会社で仕事をする上でとても重要な事で、社会に出れば誰でも実行しなければならない事です。

今までは、何かあればご家族や友達や先生が教えてくれたり助けてくれましたが、社会に出て会社で仕事をして稼ぐようになれば、

自分で努力をして仕事をして、会社の上司や先輩、同僚と協力して仕事をします。

そして、困った時は、一生懸命仕事をしていれば、会社の上司や先輩、同僚や仕入先様やお客様が、助けてくれるようになります。

 

 ①の「主体性」:物事に進んで取り組む力を営業で考えていきましょう。

 

営業活動の基本は、お客様が喜んでいただければ、買っていただける。

そして、お客様が喜んでいただければ、喜ばせてくれたその営業員を大事にしてくれるということです。

 

まず、お客様に喜んでいただく活動を営業員はします。

このお客様は、どんなことが必要か、どんなことに困っているか、どんなことをご提案したら、お客様の会社は、業績を上げられて成長するかを

お客様の話を聞いて考えます。

そして、お客様と話し合い営業活動をします。

お客様に購入していただき、お客様の仕事に貢献します。

お客様は、営業員が販売した部品や製品、サービスを使いお客様の会社の業績を上げて成長します。

お客様は、業績を上げれば喜びます。お客様が喜べば、お客様に提案してくれた営業員に感謝します。

お客様は、感謝すれば提案してくれた営業員を喜ばせようとします。

 

営業員を喜ばせてくれるという事は、具体的に言えば、商品やサービスをその営業員から買うということです。

買ってあげれば一番喜ぶのは営業員だということをお客様は知っているからです。

いつも買わなければ、その営業員もその会社に営業に来なくなりますから、自分を喜ばせてくれるように、

その営業員が定期的に来てくれるように定期的に買っていただけるようになります。

 

皆さんは、ゼミやクラブ活動、サークル活動、アルバイト、学園祭等いろいろな場面で活躍されています。個人で、何種類の活動もされています。

 

人は、興味がある活動では、積極的な活動され、あまり乗り気になれないやらなければならない活動では、消極的になってしまうこともあるようです。

それは、誰しもがあることです。

積極的に活動されている部分がある場合、皆さんは、アクションの「主体性」な行動に自信を持って良いと思います。

この自信を持っていくこと。

そして、経験を積んでいき、やらなければならない行動に対して、積極的に活動が出来た場合、更に自分に自信を持ち飛躍していってほしいと思います。

 

皆さんは、既にいろいろな活動をしています。その活動によって、相手の方を喜ばせた経験があると思います。

皆さんのどの様な「主体的な活動」が相手の人を喜ばせたか考えてください。その行動は、皆さんの営業活動に活きてきます。

「相手の人を気遣ったり」「相手の人の事を心配して、声を掛けたり」「相手の人が望むことを自分から進んで相手の人にしたり」していたと思います。

その様な行動は、全て「主体性」な行動に繋がります。

テレビや映画のドラマに出てくるタイプが全ての営業員ではありません。

実際にお客様に好まれる営業員には、その営業現場で、お客様に対して、お客様が困っていることや必要をしている事がわかり良く聞き提案していける営業員がいます。

 

 ここまでは、営業について書きました。

ここで書かれた「営業員」という言葉を「他の部門」に置き換えて考えてみてください。

相手の方をお客様から社内の方に置き換えて考えてみてください。どの部門も営業の考え方が必要になってきます。

会社は、営業員だけでは成り立ちません。営業が効果的に働けるように営業サポート業務をする営業アシスタントもとても重要な仕事です。

また、技術部門も営業員とパートナーになり、お客様に技術的な事を説明します。技術部門の人も営業的な事を知った上で仕事をしたほうが成功します。

 

②「働きかける力」:他人に働きかけ巻き込む力の他人とは、営業にとってお客様だけではありません。


社内の上司や先輩、同僚、技術サポートをしてくれる社内の技術者、社内でサポートしてくれる業務の方、商品を仕入れる仕入先メーカー様、

商品を運んでくれる運送業者様等、営業活動をする場合いろいろな人に「働きかけ」巻き込んでいくことが必要です。

皆さんも同級生や先輩、教授、学校以外の方等を巻き込んで、勉強やサークル、部活等の活動をしてきました。

 

会社に入社されますと部署に配属されます。配属された部署に関しては、皆さんは、始めてなので、始めは何をやっているのかわからないかもしれません。

 

会社は、働いて社会に貢献してその成果として、報酬を受け取る仕組みです。

皆さんは、その部署がどういう仕事をしているかをご自分の目で見て、上司、先輩に指導されて仕事を始めていきます。

そこには、その部門が、好きとかというよりも与えられた仕事を一生懸命やっていく必要があります。

仕事を覚えていきますと仕事ができるようになり、出来たことに対して自信を持てるようになります。

そこには、好き嫌いを超越した仕事をこなす社会人がそこにあります。

 

「働きかけ力」には、2つの「働きかけ力」があります。

一つは、自分がリーダーになって人をまとめて引っ張っていく「働きかけ力」

会社に入社して何もわからない状況からリーダーとして引っ張っていく「働きかけ力」は、新入社員には当然なかなかできません。

 

もう一つの「働きかけ力」は、皆さんにとってとても重要な「働きかけ力」です。

 

始めは、初心者でわからない仕事を上司や先輩に聞きながら仕事を覚えていき進める「働きかけ力」があります。

上司にこちらから自分のわからない事を聞くという行為は、「働きかけ力」です。

皆さんは、学生時代実行してきました「聞く」を実行出来ます。上司や先輩にわからないことを聞く「働きかけ力」が出来ます。

 

社会、会社は、いろいろな年代層で成り立っています。

是非、今、出来る皆さんの「働きかけ力」を入社されたら実行してみてください。

社会、会社は、一人では成り立ちません。一生懸命「働きかけ力」をして、仕事をしていきますといろいろな年代層の人々とコミュニケーションが

出来て仕事が楽しくなってきます。

 

③「実行力」:目的を設定し確実に行動する力は、何かを行動する時に必ず必要になります。
  目的を持たない行動は、単なる惰性の行動です。

 

皆さんは、学生時代に目的を持って行動して来ました。

営業での目的は、お客様に喜びを与えて自分の売上予算目標の売上金額を上げることです。

会社は、全社員で目標に向けて働きます。

その中で個人個人が、自分の目標を立てて働いて成果を上げていきます。

「実行力」は、目標を定めることが重要です。始めは、与えられた目標から入ります。

その目標をクリアしていき、その後、自己で目標を設定できるようになりその目標をクリアしていきます。

目標をクリアすることによって仕事が出来るようになり自信もわいてきます。

 

社会で重要なのは、相手の人の事を考える事です。

学生時代は、どちらかというと自分の事を考える事に集中しました。

学業で良い成績をあげる。運動や文芸等での課外活動で良い成績をあげる。

社会、会社で重要なのは、自分の事を考えることは、勿論重要な事です。

これがなければ成長は、難しいものです。

その上で、相手の事を考える事が出来るようになる事が社会、会社で重要です。

自分中心の考え方から、自分の事も考えて相手の事も考えられるように相手中心の考え方にしていく必要があります。

相手がどう思っているか、何を考えているか、どうしたら喜ぶかということを考える事です。

 

 会社に入り、社会人となり社会人として成長していくには、人の悪い所を見るのではなく、人の良い所を発見して自分と比較して、

相手の良い所を自分も出来るように真似をして身につけていく事です。

 

 

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