なぜ、教材を教えるだけの新入社員研修では、駄目なのか

大抵の会社の新入社員研修は、教材を教える研修になっていると思います。

または、研修自体を実施しない会社もあると思います。

 

新入社員が、社会で会社で、実績を上げていくには、

教材を教えるだけでは、駄目で、なぜ、そのようにしなければならないかを教えなければならなく、

理解する必要があります。

 

教材を教えるだけの研修では、新入社員がそれを理解しているのか、

納得しているのかがわかりません。

 

研修時間が終われば、理解しただろうと考えるのは、駄目です。

ただ、聞いているだけの新入社員がいた場合、部門に配属されてから、

動けなくなる可能性も出てきて、実績を上げられるようになりません。

 

また、理解出来ていない新入社員がいた場合も同様です。

 

 

それでは、どのように新入社員研修を実施しなければならないのでしょうか。

 

研修時の新入社員の表情や態度を研修者は、良く観察する必要があります。

 

研修者は、理解していない。不満がある。理解しようとしていない新入社員を見抜く必要があります。

見抜いて、一対一で、新入社員に向かい合い、不満があるなら、何が不満なのか、

理解しようとしていないなら、なぜなのかを聞き出して、指導していく必要があります。

 

これは、新入社員研修時だから出来る事で、配属後や配属された後に先輩社員が、指導するのは、とても難しくなります。

理由は、新入社員にパワハラ、モラハラと取られてしまう可能性が、出てくるからです。

始めが大切だからです。

 

先輩や上司との“飲みにケーション”で、指導していくするのも難しく、

更にwith コロナ時代は、一緒に飲むという事も不可能になってきております。

 

新入社員に教えなければならないのは、

 

  1. 学生と社会人の違いを理解しての行動
  2. いろいろな年代層の方々と一緒に仕事をするという事の理解と行動
  3. 感謝の気持ちを言葉や態度に出す事
  4. 自分中心な考えにならずに、相手を尊重して、相手を喜ばす事が重要という事を理解して実行する事
  5. 正義感を持って仕事をする事
  6. 教えてもらうのを待つのではなく、自ら学び生活する

 

という事です。

 

これを新入社員には、入社時に教えて身につけさせる必要があります。

 

人は、指導されてもそのまま受け入れる事が、出来ない場合があります。

そのためにProfileXT®で、アセスメントとして、自己理解して他社理解しての研修が重要になってきます。

新入社員の「思考スタイル」「行動特性」「仕事への興味」を理解して、その社員が、

気づくように育成していく必要があります。

 

 

 

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