これからの時代は、テクノロジーが、飛躍的に発展していきます。
低価格な一辺が、100mm以下の小型スーパーコンピュータに、画像解析、物体認証が出来る
フレームワークを使ったAI、ディープラーニングを一般企業でも開発に使う事が出来るようになってきました。
アイデアとやる気と能力のある企業は、AIを生産現場、人物認証して店舗での販売やセキュリティ等、
いろいろな分野に使う企業が、出てきます。
こういったAI技術は、教育の現場にも取り入られてきています。
これからの世代の若者は、AI技術を学んでいく学生も増えていきます。
大手企業は、組織の若返りをはかり始めました。
理由を考えると、一つには、時代の変化に対応していく為です。
今迄のベビーブーム世代(1945年から1964年生まれ)の方々とY世代(1980年~1995年生まれ)の前の
世代の方々が、学んできたリーダーシップの考え方を、Y世代との方々との一緒に働く今の時代は、
ある部分は、変える必要があると思います。
変えないとY世代を活かせない。
活かさないと会社は、時代を乗り越えられないのではないでしょうか。
変えなくては、いけない事は、会社で働く方々が、過去の経験からの仕事の進め方だと思います。
これからの時代、強力な権力を持ったリーダーの指示のもとに進められる仕事のやり方は、マイナス面が出てきます。
コミュニケーションが苦手な社員が、能力を持っていた場合は、自分の考えを上司に上手く伝えられずに上手なコミュニケーションを
取れずに仕事に活かせない。
今迄の経験豊富な上司が、能力のある若手社員の話を引出す事をしない。出来ないで、その社員を活躍させる事が出来ない。
それを継続していくと、新しい時代の流れに沿う事が出来ず、利益を上げ続ける事が、困難になります。
そして、リーダーが、売上をアップする為にやる事は「経費削減」「人員削減」「パワハラ」に繋がる可能性が出てきます。
そうなると、社員は、無気力になり、社員の誰一人として提案しない。お客様の考えを社内で伝えない閉鎖された会社になっていき、
業績を落としていく可能性が出てきます。
これからの時代の会社は、年功序列による上下関係を無くした会社が、成長に繋がる可能性が出てきます。
年功序列による上下関係を無くすことは、会社に取って、非常に難しい問題です。
若手社員が、職場で仕事が出来ないように見える理由の一つは、上からのその場、その場での方針が明確にされていない
思いつきの指示があります。
その様な状況では、若手社員は、次にどの様にしたら良いかがわからなくなる事があります。
コミュニケーションが、苦手だと上司との話しも上手に出来ない。
上司からは、良い目では見られない。
若手社員は、それを認識する。
認識するから若手社員は、自分で考えて行動出来ないようになる。
上からは、どう思われているかと常に考えてそれが、ストレスに繋がってきています。
コミュニケーションが苦手な若手社員の一人に今の時代に合った能力を発揮できる社員が
いるかもしれません。
それでは、年功序列による上下関係を無くした会社とは、どういうものなのでしょうか。
働いている上司を含めた社員全部が、「ビジネスマナー」を身につけている事。
役職が上だからといって、役職が下の社員に対して、横柄な態度を取ってはいけない。
皆が、「ビジネスマナー」を守り、相手を敬う。
上から目線の会話は、タブーです。
それを職場で、実現させたとき、会社内で、社員が自ら自身のスキルをアップさせる会社になります。
そして、社員皆が、対等に働ける様に、若手社員も自らのスキルをアップさせる努力を怠らないようになります。
そこには、前向きな競争社会が存在します。
そして、対等にビジネスに対して、コミュニケーションを取れる事が、重要になってきます。
対等にコミュニケーションが取れるからこそ、各社員が、自ら努力をする。
その努力をする事によって、会社は成長していきます。
これらを実行していくには、組織を見直す必要があり、新しいリーダーシップは、
リーダーは、今迄のリーダーシップの概念から抜け出して、ファシリテーター的に変っていく必要があります。
ファシリテーター的というのは、今言われているファシリテーターと少し違い、中立的な立場のファシリテーターという
のではなく、決定権と責任は、自分にある前提で、部門の仕事を成功させるという立場に立ちながら、
相手が、どの社員であろうとも話しを引出して、聞く事が出来て、その意見を皆で、考える事が出来ることで、
最終的には、皆の意見と自分の意見も出してそれを踏まえて進める事が出来るリーダーだと思います。
これらが、出来るようになる為には、上司、若手を含めての「トレーニング」が、必要です。
そして、自分自身を知り、相手も知る為にアセスメントをする必要があります。
今から、企業が、やらなければならない事