社員研修は、会社の貴重な時間を使って実施しますので、
効果のある研修を実施する必要があります。
社員研修を実施する場合の注意事項は、次の事です。
研修を実施する「目的」は、なんでしょうか。
研修を実施する為には、目的が必要です。
ポイント1:目的を持たずに仕事をしていると成長はありません。
・研修を実施した後に達成する目標は、何でしょうか。
必ず結果を求めて下さい。
研修を実施して、その後、結果を求めない研修を実施すると
会社は、活き活きと活動しなくなります。
社員の状況を踏まえて、研修内容を作成する必要があります。
既に内容が出来上がっている「パッケージ研修」では、効果が期待できません。
「パッケージ研修」を社員が受け続けると、やらされ感が高まり社員の意欲が
落ちる可能性がありますので、注意しましょう!
社員の方が、やらされ感で研修を受ける事のないように、研修実施を社員の方に
告知する場合は、その研修に対して社員が、興味を持つように進める必要があります。
どの様にしたら、社員が興味を持つかは、社員の側に立って説明する事です。
この研修を実施すると社員の方にどのようなメリットがあるかを伝える事です。
研修参加時の社員の方々の表情や態度に注意して、研修に集中するように社員を導く必要があります。
研修開始前に声掛けして、その社員を見ている事を気づかせ、意欲を持たせるようにしましょう。
意欲を持たせる声掛けは、あります。
⇒会社方針として、研修時間は、研修に集中させるのか、他の仕事がある場合、他の仕事を
するのかの方針を明確にする必要があります。
他の仕事がある場合、他の社員にその仕事を任せての研修参加が、望ましいです。
他の仕事を言い訳にして、研修を真面に受けない社員が、出てきます。
わからない場合、スマホで、検索している社員の方を多く見かけますが、
研修に集中して、スマホをいじらないようにしたいものです。
研修を受ける場合、その研修の「グランドルール」を決めて、研修を実施すると良いと思います。
⇒マネジャが、社員に過去の経験を研修時に語って押しつけさせないようにしましょう!
その様になる可能性があるマネジャに関しては、研修開始前に「社員に考えてもらうので、余り
教えないようにしましょう」というような事を伝えておきましょう。
始めに質問して、その社員が答えない場合は、質問内容をかみ砕いて、簡単にして、
もう一度質問する様にしましょう!
その方が、答える迄、若干の時間待ちましょう。
それでも答えなかったら「思いついたら、言ってください」と言いましょう。
研修時、社員の方が研修内容をどのように理解しているかを途中で、質問して把握する必要があります。
理解していない場合は、指導をわかり易くしていく必要があります。
参加している社員の中で、一人でもわからないという事がないように、わかりにくい所は、例を話して、
わかり易く説明しましょう。
研修終了時に、回答用紙を配布して、「研修で思った事」「わからない事」「感想」等を書いていただき、
社員の方の理解度を調べましょう。
質問が、あるかどうかに注意しましょう。
質問がある場合は、質問内容で、理解度を認識しましょう。
質問が、ない場合は、逆に講師の方から、社員の方を選んで、質問して理解度を把握しましょう。
講師やオブザーバーの方は、研修についての社員同士の会話を注意深く聞きとりましょう。
社員の方の本音の会話を聞きとる事によって、状況が良くわかり次の研修に活かせます。
研修の数日後、社員の方に「この間の研修どうだったか」と質問をしましょう。
社員の方の研修に対しての考え方や情熱を聞きとりましょう。
大切な事は、質問して、こちらの意見を言うのではなく、相手が、何と言ってくるかにかかってきます。
こちらが、先に何かを言ってしますと、社員は、こちらに同意する可能性があります。
その場合は、社員の意見が聞けません。
社員研修での注意事項
これを守らないと効果は少ない