上司の勘違い

上の絵のようなことは、会社では、良くあることです。


上司は、今迄、会社の為に一生懸命働いてきました。

 

そして、会社は、成長して上司も現在の地位を得ています。

 

 

それでは、上司の勘違いと、どのように進めたら良いかについて、書いてみたいと思います。

 

 

1.それでは、何が「上司の勘違い」なのでしょうか?

 

 

  1. 部下の今まで生きてきた環境や体験してきた事は、上司と違いますので、

部下に押しつけても部下は、納得しません。

 

・部下の話を聞かずに、過去の成功体験を伝えても部下は、

納得しません。

 

・部下が、言えないようにプレッシャーを掛けて、指導を進めると、

部下は、話せなくなる可能性があります。

または、話さなくなる可能性があります。

 

 

 

 

 

 

・部下が、上司の意見に対して、否定的な事を言ったり、反対意見を

言う事は、とても勇気がいる事です。

その為、言わないで、納得した振りをする事も考えられます。

 

・自分と違う考えを言われて、部下が納得しないで、仕事をする事は、

とても効率が悪く、ストレスも余計に溜まります。

 

・部下は、やる気を損ねます。

 

 

  1. 現代のビジネスの方法も変わってきています。

過去の成功体験が、現在通用するかどうかは、わかりませんので、

部下に状況を聞かなければ、良い回答は、出来ません。

 

・ビジネスを成功させる為の方法は、一つではないと思います。

 

・今の時代に合った方法を考える必要があります。

その為には、部下の話を十分聞く必要があります。

 

・部下の話を聞いて、どうしたら良いかは、部下の考えている

事を引出す必要があります。

 

・部下の考えを引出さずに上司の過去の経験や成功事例を

部下に話す事によって、部下の考えをストップさせてしまう事が

あります。

 

・上司の経験は、言葉で言われても、部下は、わからない可能性が、

あります。

 

・部下は、上司のやり方には、興味がない可能性があります。

 

・部下は、上司のやり方は、今は、無理だと思っているかもしれません。

 

 

 

 

 

  1. 自分が、正しいと思っている事。

 

・今の時代、ビジネスにおいて、自分の考え方が絶対に正しいという事は、

ないのではないでしょうか。

 

 

 

 

2.それでは、上司は、どの様にしたら良いのか。

 

 

  1. 部下が、どの様なマインド(「思考スタイル」「行動特性」「仕事への興味」)を持っているかを

アセスメントして、知っておくことが、望ましいです。

 

・部下のマインドに合わせて、部下毎の対応をする必要があります。

理由は、同じ指導の方法は、今の時代は、通用しないからです。

今迄は、同じ指導方法でもやってこられました。

良くはなかったですが、マインドを調べて、マインドに合わせて指導するという様な

方法もなかった事や、変化が今ほどでもなく、会社方針に沿ってやれば

成功していくという状況で、なんとかやってきたというような状況ではないでしょうか。

現在では、難しいのではないでしょうか。

新入社員3年退職退職、30%等の問題も出ています。

 

 

  1. 上司が、今の時代に合ったマネジメント方法を身につける必要があります。

 

・部下との「会話」でのコミュニケーションの方法の理解と実行方法の理解が、必要です。

スマホでコミュニケーションが、済んでしまう時代に、会話でのコミュニケーションの

方法を理解して、実行できるようになる必要があります。

 

 

  1. 上司は、マネジメントのトレーニングをする必要があります。

 

・今まで、学んできたマネジメント方法は、役に立たない可能性があります。

会社ごとに社員の方は、違いますので、会社の社員の方毎のマネジメント方法を

実行する必要があります。

 

 

 

 

詳しくは、お問い合わせ下さい。

 

 

 

ページの先頭へ