まず、自分が若い頃、自分の上司から受けた対応は、今の若い社員に通じない可能性があります。
あなたが、どんな対応を受けてきたかは、わかりませんが、あなたの対応に対して、若手社員が、「はい」と言って
聞いていてもあなたの指示や指導を心から受け取っていない可能性があります。
その事を前提に、これから若手社員をどの様に指導していくかを検討してみます。
また、若手社員は、これから歳を重ね、役職定年もあり、上司であるあなたの上司にもなる可能性がある社員です。
その点を踏まえて、これから対応する事が、必須です。
自社を取り巻く周りの状況もも凄いスピードで変わっています。
若手社員の考えも、現在に合わせて、変っています。
その事を理解して、上司として仕事をする必要があります。
『ある会社の上司は、部下にいくら言っても聞いているが、何も言わない。
やらない。問題になると一緒に解決するが、また、同じ問題を繰り返す。
終いには、「あいつは、駄目」と烙印を押してします。』
すると、少し経つと辞めていくと言っていました。
会社としても折角取った社員が辞めていくのは、もったいない事です。
その社員が、辞める前に「あいつは、駄目」となる前頃から、
上司は、自分の上司に「あいつは、駄目なんですよね」とこぼし始めます。
それによって、その社員が辞めても上司の対面は、保たれる(?)状況になると思いますが、
会社にとっては、その社員を育て上げられなかった結果が
これは、無駄です。
それでは、そうならないようにする為に、上司が、いくら言っても聞かない社員に対して、
どの様に育成をしていかなければならないのでしょうか?
その方法としては、
その社員から、上司に話しかけてくれるようにするには、次の様にしていきます。
・どんなことを他の社員と話しているか
・どんな行動を取っているか
・良く話している社員は、誰か
・「遅くまで、大変だな」「いいじゃないか」「そうなんだ」という様に軽く声を掛ける。
・かけた後、笑顔にする。
そんな余裕はない。そんな事は、やる必要はないと思われる上司の方もいらっしゃるかもしれませんが、
会社に利益を与えてくれる社員の方を、大事にしようというお気持ちを持ってください。
・「そんな情報があるのか。始めて聞いた」「そのアイデアは、興味あるな」という様に、良い所を探してあげる。
・決して、おべっかを使うのではなく、本当に自分が、良いと思った事をその社員に伝える(笑顔で)。
・これを続けていて、その社員の態度が、自分に対して向いてきたなと感じるようになるまで続ける。
・その社員を呼んで、「状況」、「どの様にやるか」、何時までにやるか」を聞く。
・決して、自分は、こうやった方が良いと思っていても、自分の意見を押しつけたりはしない。
・その社員が、どうしたら良いかを言えなければ、「ちょっと、どうやるか考えてみてくれ、
今日の午後、その打合せをしよう」と言って
・決して、怒らない(怒ったら、今迄の行動が、無駄になる。
例えは良くないですが、亀が、首を出してきたのに、引っ込めてしまい。
・手伝ってあげて、決して、偉そうにしない。皮肉も言わない。聞かれたら、答える。
上司の方は、面倒と思わずにその社員の方を育成させる事です。
「育成」という言葉は、「育てて、成長させる」です。
始めに書いた
『ある会社の上司は、部下にいくら言っても聞いているが、何も言わない。
やらない。問題になると一緒に解決するが、また、同じ問題を繰り返す。
終いには、「あいつは、駄目」と烙印を押してします。』
の上司の方は、上記の中に、その社員の次の行動が入っている可能性があります。
『ある会社の上司は、部下にいくら言っても聞いているが、(言い方に抑揚がない。ただ、言うだけ)
何も言わない。(顔に余裕がない。いつも怒った様な顔、
やらない。(やり方が、わからない。やる方法を迷っている。どうしたら良いか、聞きにくい。)
自分から、動かなくとも「すいません」と言えば、何とかなると思っているかもしれない)
問題になると一緒に解決するが、(怒らえてやるので、実につかない。失敗したら、怒られるという考えが、身に付く)
また、同じ問題を繰り返す。(もう、どうでもよいと思ってしまう。家に帰って、ゲームやろうと思う)
終いには、「あいつは、駄目」と烙印を押してします。(雰囲気を感じ取って、転職を考える)』
自分を振り返ってみる事をしてみませんか・・・?
上司の方へ
若手社員との対応の仕方