若手社員と馴染む必要性があると感じていますか?
それでは、若手社員は、自分にいつも相談に来ていますか?
自分が、若手社員に話しかけた時、直ぐに「はい」と言うだけでなく、内容に対しての回答は、ありますか?
もし相談にも来ないで、回答も「はい」だけでは、あなたにその若手社員は、馴染んでいませんよね。
今迄、一生懸命にやってきた上司程、若手社員と馴染むのが、難しい可能性があります。
部下が、自分に指示に従っていると思っても、部下は、完全に納得して仕事をしていない可能性があります。
上司が「どうだ」と言えば、部下は、「頑張ってやっています」とか言うかもしれませんが、
部下が、本当に何を考えているのかは、
部下が、どう考えているかは、上司として知っておく必要があります。
部下がどう考えているかを知る為には、
・部下の普段の態度や言動に注意しておく事
・疲れいるような態度を取っていないか?
・他の社員への態度が、普段と違っていないか?
・会話が少なくなっていないか?
そのような場合は、部下に状況を上司として、聞く必要があります。
また、部下のマインドをアセスメントして、理解しておくと、部下の行動理由がわかる場合があります。
・その部下と同年代の部下との話し合いを聞いて、その部下の状況を把握しておく必要がある事
・同年代と社員との会話で、言葉遣いが、悪くなっていないか?投げやりになっていないか?
・話をする回数が、減っていないか?
・不満を口にしていないか?
・部下に「どうだ」と聞いて、部下が「頑張ってやっています」と言った後、更に上司は、
部下に聞いていく必要があります。
・上司「そうか」といって、労いの言葉を言う。
・部下は、何と言ってくるか?
・その時の表情は、どうか?
・労いの言葉を言って何も言ってこない場合、自分の若い頃の大変だった事や困った事を
具体的に言ってみる。
・それに対して、部下が「実は、自分も~で大変で」と言ってきたら、直ぐにアドバイスをするのではなく、
上司は、状況を確認して、
・部下の話の中で、これは、問題になりそうと感じる所や難しそうな所に集中して、話を聞く。
・アドバイスをするのではなく、「どうする?」と聞いてみる。
・簡単にアドバイスは、しない。
・アドバイスをするような雰囲気にしない。
・部下が、何かを言ってきて、その方法が、正しければ、「わかった」と上司は、言う。
・部下が、何も言ってこないで、質問もしなければ、まだ、時間があれば、
「どうするか考えたら教えてくれ」と言う。
・部下が、わかっていなくて、問題になりそうなら、「手伝うよ」と言って、手伝う。
ただ、指示するだけ、直ぐにやり方を教えるやり方では、部下と馴染む事は、難しいと思います
部下と馴染まないと、部門での良い仕事は、出来ないと思います。
部下と馴染むためには、部下のマインドを知っておくと部下の事が良くわかり、
馴染むことが出来ていきます。
いろいろな会社の上司の方と話を聞くと、部下の不満や自分は、こんなにやっているが、
部下は、いっこうに良くならないと言って、
その様な上司の方の部下は、その後、辞めていってしまう方もいました。
仕事が、出来る上司程、自分に自信がある方が、多いものです。
なまじ自分に自信があり、今まで実績を多く上げてきた方であればある程、
こういう件は、この様にやるものだという思い込みが強くなる可能性があります。
そのままの気持ちで、部下と接すると部下と馴染めない可能性があります。
部下と馴染めなければ、一緒に仕事をしていて、
上司の方は、喜びが少し薄れる可能性があります。
上司としては、大変ですが、この事をよく胆に銘じて、部下をよく見て部下と馴染む事が必要です。
部下とコミュニケーションを取る時間が必要です。
コミュニケーションとは、一方通行の会話では、ありません。
部下とのやり取りが必要です。
部下と馴染んだ上司は、自分が困難な時に、部下が、助けてくれる可能性があります。
どうやって、上司は、若手社員と馴染むか