トップの方へ マネジャの方々のマインドを本当にわかりますか?
会社の規模が、100人を超えるようになると、トップの方は、社員一人ひとりにまで、直接手を差し伸べる事が、
出来なくなります。
社員の管理、指導、育成は、マネジャの方々に任せるようになります。
トップの考え方に沿って、マネジャの方々は、仕事をするようになります。
ここで、トップの方は、一度、客観的に世の中の事や会社の事を考える必要があると思います。
トップが、全員を見ているというトップの方も、いらっしゃると思いますが、その場合も含めて、仕事が多忙になり、
あまりマネジャが、どういう事を考えて、仕事をしていくかなど考えない。考えられない。考える必要がないと
思われている
マネジャは、トップに対して、「忖度」をします。
トップは、その「忖度」を快く受け入れて、仕事をされていますか?
マネジャの行動が、現場の声を反映しない「忖度」になっているかどうかをいつも見抜こうとしていますか?
もし、トップの方が、マネジャの「忖度」を見抜こうとして、行動されていると、マネジャの方々は、
とてもストレスを抱えて
実際の部門の仕事を進めるよりも、トップへの「忖度」の事を考える事が、多くなります。
トップが、トップに対する「忖度」を見抜こうともせずに快くマネジャの「忖度」を受け入れていると
マネジャの仕事は、
楽になるというのは、良い意味も、悪い意味もあります。
人の内面のマインドまでは、見ただけでは見抜けません。
長年、一緒に仕事をしていて、このマネジャは、こういう性格でとわかったつもりでも、
それは、トップへの「忖度」からの
マネジャの中には、自分の本心を出さずに、トップから気に入られて、トップが喜ぶように仕事を全うする
マネジャもいます。
それは、それで、今迄の日本のビジネス社会では、良く行われている事で、良かったことかもしれませんが、
一番問題になる事があります。
それは、トップが見ていない所でのマネジャの部下に対応する所で、ストレスや仕事でのプレッシャーから、
出てしまうモノが、ある事です。
それが、パワハラやモラハラ等に迄は、発展とみなされない事もあるとは思いますが、ハラスメントになる事が、
あると思います。
これは、今の経営環境の激しい時代に会社を経営していく上で、課題になってきます。
年代層によって、受けた教育、生活環境が変わり、コミュニケーションの方法も変わってきています。
それによって、考え方も変化しています。
今年度は、新入社員に対して、「ゆとり世代」という様な代名詞で、呼ばれることは、少なかったと思います。
新入社員も「ゆとり世代」と呼ばれることを好みません。
トップの方は、ご自身で部下をマネジメントするということが無くなってきましたら、
マネジャが、どの様な考え方を持っていて、どの様な
マネジャは、トップに忖度しているのが、当たり前の時代でしたので、これからの変化の激しい時代には、
現場の情報をネットだけで、入手するのではなく、
トップの方は、マネジャの方々のマインドを理解して、マネジャ毎の対応を検討していく
必要があります。